仁-jin-
2WAYサウンドホール
上下に分けたサウンドホールはスピーカーの様に高音と低音に分離感を与え、高音の立ち上がりに貢献しています。
上部ホールから出る音は下部ホールから出る音より僅かに立ち上がりが早い為、高域がたって聞こえます。それにより全体的なアタック感が増しています。
反射板を設置する事で平行面を減らし、音が打ち消し合うのを防ぎます。
ケヤキチップ
打面上部の裏側に埋め込まれてある木には、樹齢500年以上の欅板が埋め込まれています。
柔らかな打面の高音に鋭さを与え、低音とのコントラストをハッキリさせています。
内部構造
世界でも最も手間のかかる部類のカホンでしょう。
打面裏2
打面の裏には響きをコントロールするために薄い檜板を貼っています。
打面裏
檜板は0.7mm程ですがこれにより単板に十分な強度を与えています。
裏面の裏側
打面の裏側にも様々な工夫が凝らされています。
裏面の裏側2
クラシックギターでいうブレーシングという技法を取り入れ、強度を確保しながら響きを板の隅まで届けます。
拍子木
打面の角には樹齢500年を超える超希少な欅(ケヤキ)を組み込んでいます。これにより、高音と低音とのコントラストを生み、ネジを緩めるだけで拍子木の音の成分を増やすカスタマイズも簡単にできます。
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仁-jin-
SC-J1SH
打面：国産最上級杉
響線：6弦
側面：国産最上級檜
背面：国産最上級杉
音穴：背面ステレオ式サウンドホール
寸法：H450*W300*D300
商品説明
仁という名には2つで1つと言う意味が込められています。
背面の2つのサウンドホールがアタック感のあるサウンドを生み出します。
打面に合板ではなく単板を使用したカホンは世界でも珍しく、他にはない個性的なサウンドを得る事ができます。木の暖かなサウンドとタッチレスポンスが魅力のカホンです。
<弦の調整>
弦の当たりを完全なものにする事は、弦タイプのカホンを製作するメーカーにとって難しい問題でした。マジックテープを使って張り付けてしまう解決策は簡単ですが、弦の響きを殺してしまうと考えた我々は以下のシステムを開発し取り入れました。
・アジャストメントシステム(上部の当たり調整)
・ブリッジミュートシステム(下部の当たり調整)
・打面のR加工
アジャストメントシステム1
最新のバージョンのカホンには打面上部の弦の当たりもコントロールできます。これにより全体的な弦の当たりが良くなり、サウンドが力強くなります。
また、打面上部のみタイトにしたりルーズにしたりという微妙なコントロールが可能になります。
アジャストメントシステム2
システムの弦には余計な音が響かないようカバーがしてあります。
「アジャストメントシステム」
打面に対する弦の接地具合を向上させる機能。
ブリッジミュートシステム
下部にある黒色のスポンジゴム調整器具で、弦を押す緩める等の当たり具合の調整ができます。また、押し当てるほど響きがタイトになります。
打面R加工
打面を内側に弧を描くように反らせる事で打面への当たりを良くしています。
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これにより、ユーザーは弦のテンション・上部下部の弦のあたり具合・響線のタイトさを自由に組み合わせ、無限とも言えるバリエーションのサウンドが作れる様になります。