5.縁-ENISHI-

縁-ENISHI- 
SC-E1BHS

打面:フィンランドバーチ合板(エンボス加工)
響線:弦タイプ(6弦)、スナッピー
背面:シナ合板
横板:国産檜材
内部:反射板、背面二重構造、国産檜0.7mm共鳴板
加工:ラウンド加工&R加工
塗装:シェラック(打面)、ウレタン(サイド)
サイズ:約 H450 x W300 x D310

独自の基準による評価
低音感
(5.0)
高音のヌケ
(3.0)
高音の立体感
(3.5)
中音域の温かさ
(3.5)
倍音感
(5.0)
箱鳴り
(5.0)
タイトさ
(2.0)
音の伸び
(5.0)
最大音量
(5.0)
音域幅
(5.0)
低音寄り⇔高音寄り
(2.0)
音の立ち上がり
(3.5)
響き線の反応
(4.0)
音作りの幅
(5.0)
音の特殊性
(5.0)
耐久度
(5.0)

 

商品説明

6弦+スナッピータイプの複合カホン。
スナッピーは切らずに使用し、更に好みのスナッピーに交換が可能。

打面から離れた共振板が振動し、間接的にスナッピーを反応させる事で立体感あるバズサウンドを獲得。

内部二重構造による重厚な低音とロングトーン。
背面のサウンドは和をイメージし、倍音豊かに響くよう設計されています。

◆打面ラウンド加工による程よい弾力感の打面
◆打面エンボス塗装
◆ボディR加工による弦の密着性向上
◆内部の反射板による定在波の抑制
◆背面二重構造による独特な箱鳴り感
◆檜ボディによる暖かみのある中音域
◆ブリッジミュートシステムによる幅広い音作り

特殊な加工

弦の当たりを完全なものにする事は、弦タイプのカホンを製作するメーカーにとって難しい問題でした。マジックテープを使って張り付けてしまう解決策は簡単ですが、弦の響きを殺してしまうと考えた我々は以下のシステムを開発し取り入れました。

・ブリッジミュートシステム(下部の弦当たり調整)
・アジャストメントシステム
・打面のR加工
・上部ラウンド加工

さらに、上部のヒットエリアにのみラウンド加工を施しタッチした時のサウンドスピードとレスポンス、空気量をコントロールしています。この際、弦の高さの調整は0.1mm以下の単位で職人の手により行われています。

共鳴板とスナッピー

世界初、好みのスナッピーへ交換できるカホンです。
4つのサウンドメイクシステムである「弦のテンション、スナッピーのテンション、ブリッジミュート、共鳴量調節口」を駆使する事で1台で様々なサウンドメイキングが可能です。
さらに、スナッピーや共振板や弦は取り外す事ができるので、弦のみのカホンとしても使用できます。

共鳴板とはその名の通り、打面に共鳴し振動させる目的で設置しています。
裏にはスナッピーが設置されており、打面を叩くと共鳴板を通して間接的にスナッピーが反応します。
この仕組みにより、従来のスナッピーや弦の仕組みでは得る事ができなかった立体的なバズサウンドが得られます。
叩いた瞬間は弦が反応し、わずかに遅れてスナッピーが反応します。そうする事でアンサンブルで埋もれない馴染みの良いサウンドが得られます。

バンド編成やアンサンブルでは、多少スナッピーがうるさく感じるくらいの方がでは良い結果を生む事が多いですが、シンプルな編成の場合はスナッピーの響を控えめにすると良いでしょう。

共鳴量調節口とは

共鳴量調節口遮音板にある隙間を調整する事で、背面の共鳴をコントロールできます。

更に詳しい仕様についてはこちら
縁-ENISHI- 仕様書

商品動画

※デザイン、材質などについては予告なく変更になる場合がございますが予めご了承下さい。